朝が来た。昨日の雨が嘘のように今日は青い空が広がっている。 「学校か…。今日は山に行くのか。」 幸平はベットから抜け出して風呂場に向かった。幸平は朝風呂派だった。 風呂から上がると妙が弁当を用意してくれていた。 妙は疲れているのか寝ている。 「行ってきます。」 誰からも返事はないが、幸平は一応言っておいた。 いつもと変わらない道を歩いて行く。 駅に着き、ローカル線の電車に乗り込む。 今日も常連の四人は揃っていたが、他に客はいなかった。 何か嫌な予感がした。