「ケイ、彼女の価値は
再生の位になるんじゃ...」
死神の老父が
教えてくれた

価値は三種にわかれる

『破棄』と『安息』
そして『再生』


「彼女には
再度、人間として
生きる資格が
あるのですよ?
私は再生に賛成しますよ」
悪魔の老婆が
厳しい口調で再生に
賛成をあらわした


「確かに...彼女は
再生を望んでいました
ケイと共に...と」
天使の赤子が
見た目よりも
かなり老いた声で語った



そう ルナは
死後の世界で
これからの選択を
天使と話し合った時に
俺のいる世界での
『再生』を願っていた