「着いたぞ??」 ザザーッ… 心地よい海の音… ここなら…言える気がする。 ここなら…聞ける気がする。 そんな気持ちがあたしの中にあった。 「先輩…座ろ??」 「お、おー。」 あたし達は砂浜に座った。 「あたしの他にも… 彼女が…いるんですか??」 いるって言われるのが怖くて 昨日は聞けなかった。 でも…あたし 先輩の口から真実が聞きたいの…。 もし、いるのであれば…… あたしは………………