【連作】半熟騎士の自由帳 Page1

暖炉の火に照らされる、少年達の笑い顔。

(……こういうのも、悪くはない、よな……)

一家団欒――ここにいるだれもが、きっとそれに焦がれているけれど――、

彼らの笑顔に、嘘はないから。

こういう日常も、悪くはない。