え…? 「この、これを?」 「うん。食べたい」 「や…これはもう、あげられないよっ」 「いいの、俺が欲しいんだよ。」 そう言って、雄哉くんは指に生クリームを少し取って、ぱくっと口にした。 「うまっ」 また顔が熱くなったのがわかった。 「ありがと。もらっとく。」 「うん…」 あたし、雄哉くんのこの笑顔に弱いみたい…。 「あっ、そーだ。誕生日プレゼント!」 「え?まだ何か、くれんの?」 雄哉くんの嬉しそうな表情に、あたしも笑顔でプレゼントを渡し……… プレゼントを… …プレゼントを?