「うん。でも智也たちに比べたら、ぜんぜん仕事もないよ」
雄哉くんが伏し目がちに、そう話す。
「そんなことないよ!雄哉くんは頑張ってるもん。きっとすぐに仕事も増えてくるって、あたしは思うよ?」
雄哉くんは、ちょっと驚いて、でもすぐに満面の笑顔になった。
「ありがとっ」
全身の体温が上がった気がした。
いま絶対、顔赤いかも…。
あたし、やっぱり雄哉くんの笑顔が好き。
「てか、ずっと待たせちゃって、寒くなかった?」
「大丈夫だよ。」
「どっか入ろっか。」
「うんっ」
雄哉くんの、その性格も。
全部。
たとえ住む世界が違っても、
今、あたしの目の前にいてくれてる
そんな雄哉くんが、好きなんだ

