なんで…
なんで今日は、そんな上から目線なの!
天然かと思ったけど…
雄哉くんって、実はちょっとS…?
「…やる気あります。教えてください。」
でも教えてもらう立場だから、そんなことを言う権利はないわけで。
「ん。ここはー…」
雄哉くんが、1つずつ説明し始めた。
耳元で聞こえる声が、頭の動きを麻痺させる。
時折かかる吐息が、体の動きを固まらせる。
やばい……
勉強になんて集中できない…
と言うか、こんな状態で集中できるわけないじゃんっ!
「――…だから、こーなんの。わかった?」
そう言って、あたしに視線を向けた雄哉くん。
「えっ?」

