「うん。」
シャーペンを握りしめて、言われた問題を見てみる。
えーっと……
………ん?
ん???
頭にハテナが浮かんでいく。
「あ…わかんない?」
雄哉くんが、あたしの顔を覗き込むようにして聞いてきた。
「わっわかるよっ」
だから、距離が近いんだって!!
あたしは出来る限りに頭を使って問題を解いて、出た答えを書いてみた。
その答えを見て、雄哉くんが発した言葉。
「あのさぁ……真剣にやってる?」
えぇっ!
「やってるもん!超真剣だよ!?」
「だって、まず公式からずれてんじゃん」
「そんな……公式とか知らないし…」
「まじで?笑佳ちゃん、やる気ある?」

