My Prince ~運命の出逢いは、アイドルと…~


「なに!?いきなり!」


あたしの質問には答えないで、何を言い出すかと思ったら…



「だって、あれは少なくとも動揺してるよ?

笑佳の部屋でってことは、密室で2人っきりってことじゃん。その状況で、何も起きない方が不自然だし。」


や、そんなことは……



「一応これ。持っとく?」


美奈ちゃんが差し出したのは、…あのゴム。


「いっ、嫌だよ!」


てかそんな物、なんで今持ってるの!



「やっぱ嫌?笑佳はまだ処女だもんね?」


「あー!!そんなおっきい声で言わないで!」


恥ずかしっ…



「じゃぁ何かあったら、あたしにすぐ電話しなよ?」


「…うん。ありがと」


何かって、そんなことないと思うけど…。




しばらくして、あたし達は別れて、それぞれの家路を歩き始めた。