「それって恋じゃん!」


ゴポッ!


パックのミルクティーを飲んでたあたしは、ふき出しそうになって、ストローから変な音が出てしまった。


「やっぱそう思うー?あたし、一目惚れしちゃったかもっ。」


美奈ちゃんと絵梨が、交互に話す。



今…一瞬、あたしの気持ちのことかと思った…


焦るよ…


「笑佳もそうだと思わない?」

「え!?…うん、思うよ。」


「てか、なんであたしの言葉に、笑佳が反応してんの?」


美奈ちゃんは、今さっきの出来事をさらりと言った。



てか、気づいてたの!?


「笑佳、何かあたしに隠してるでしょ!?」


美奈ちゃんって、なんでこんなに鋭いの…。


「何にもないです!!」

とは言ったけど…




「美奈ちゃん。さっきの話、聞いてくれる?」


「絵梨の前では、言いにくいことだった?」


今は、絵梨はトイレに行ってる。



「いいよ」