「雄哉の友達だってー、笑佳ちゃん。」 リビングに入るなり、後田くんが周りに聞こえる声で、そう言った。 そこには、男女合わせて7、8人くらいがいて、みんながあたしに視線を向けた。 「…はじめまして…」 すると、1人の女の人が近寄ってきた。 「あたし、茜(アカネ)。よろしくね?」 優しそうな笑顔を向けられる。 「はいっ」 ほっと安心するあたし。 さっきまでこっちを見てたみんなが、また会話を始める。 「笑佳ちゃんも、いっぱい食べてね。」 後田くんに声をかけられた。 え…?