「あのねぇ… なんで卒業式の日にまで、あなたを呼ぶのかわかる?」 「えっ…と……。」 先生がふぅっと、小さくため息してから口を開いた。 「あなたの将来のためです。 決められたルールを守れないと、集団から外されます。 言ってる意味、わかるわよね?」 「あぁ……はぃ…。」 わかるけど、今はそれどころじゃない。 雄哉くんに言わなきゃ。 あたしの今の気持ち。 素直な、この想いを 早く 雄哉くんに伝えたい。