――「おっけーっ」


雄哉くんの家。


掃除機をかけ終わり、今日のお仕事完了。



なんだかいつも独り言ばっかで、虚しくなってくる。



「はぁ~っ」


再び大きなあくびが出て、少しだけソファーに横になった。





雄哉くんに電話かけてみようかな…


でも今、電話に出られるかわからないし…



なら、『電話待ってます』って、メール送ろうかな……




でも、電話をくれれば、雄哉くんの貴重な睡眠時間が減っちゃうわけだし………






……なんて、考えていたら、


あたしは、いつの間にか眠りについてしまっていた。