―――『雄哉くん、今度いつ空いてる？』



夜、部屋で、携帯を前にベッドに寝転んでいた。



すると、すぐに電話の着信音が鳴って、携帯を手に取った。



「もしもし、雄哉くん？」


「うん。今のメールのことだけど。」


「ん」


「俺、明後日空いてる。笑佳は？」


「うんっ。あたしもだよ」




放課後に会う約束をして、電話を切った。




なんか、雄哉くんとは順調って感じで嬉しくなってくる。



このまま、ずーっと一緒にいられる気もしてくる。



「きゃぁっ」




勝手に1人でにやけをおさえながら、ベッドでごろごろ転がっていた。