あれ……


……夢…?




目を開けると、見慣れない部屋。


あ、昨日は雄哉くん家に泊まらせてもらったんだった。



それで、夜は……そういえば、雄哉くんの寝てたソファーの隣で、あたしも寝ちゃった…?


でも、今はちゃんとベッドの中にいる。



もしかして、さっきのは夢じゃなかったのかな…



雄哉くんが、あたしを抱っこしてベッドまで運んでくれたの…?




……なんて…ね…?







とりあえず起き上がって、携帯で時刻を確認。




AM8:00過ぎ。



はい。学校、また遅刻。



今から超ハイスピードで、家に帰って用意しても遅刻する。




仕方なく、あたしはのんびりとリビングに向かった。