「………」 「ん?どしたの?」 ……いま気がついた。 あたし、プレゼントはどうした? 手に持ってたはずのプレゼントの入った袋が、なぜかない。 ちょっと待って。 たしか、考え事しながら寝ちゃう前は、ちゃんと持ってた。 で、雄哉くんに起こされて…そのとき持ってたっけ!? 何?盗まれたの!? あ、でももしかして誰かとぶつかったとき…? どっちにしても、ないわけで…。 「……雄哉くん、ごめん!」 「え?」 「なんか……なくしちゃった…?」 「なくしたの?」 「…みたい。ほんとにごめんね!」