思ったより、つねる力が強すぎたみたいで 自然に涙ぐんだ。


「「ぷっ」」


『みかんちゃんおもしれ~!!』


『青山…行動不明!笑』



さっきの行動を どうやら先輩方に見られていたようだ。


―プルルルル


『あ…。悪ぃ、俺。』

そう言って 江藤ぶちょ~は 部室を出て行った。



「「…………」」


き…気まずい!!!


『青山、まじで広報部入ったんだな!!』



キャー!!! 先輩に話かけられた♪


『は…はい!!』


『ま、おもしろい後輩ができて良かったよ!』

また、笑った。


よく笑う先輩だなぁ…