「ちょっと愛ー 潰すまで言っちゃダメでしょー? 半泣きで出ていったじゃん」 子供を叱るような口調であたしに話し掛ける菜々。 そんな菜々は美人であねご肌で頭が良くておもしろい。 あたしの親友。 「調子乗るからいけないのー。 素直に諦めてたら見た目どおりのあたしを演じてあげてたもん」 「もー。 可愛く普段は口調もこんなに可愛いのになぁ。 まぁ、キレんの見てておもしろいからいいんだけどね?」 「おもしろいって...」