行きたいとこもなくて優斗の運転で海に行くことにした。 運転してる優斗を盗み見する。 とったばっかりとは思えないほど運転がうまい。 それにかっこいい。 「何だよ?」 盗み見してることに気付いていたのか前を見ながら聞いてきた。 「気付いてたの?」 「当たり前だろ。始めから気付いてたし。」 そう言うと意地悪っぽく笑った。 なんか恥ずかしいじゃない。 赤くなった頬を自分の手で包む。