何か忘れものでもしたかな? 「…何かあったの?」 「いえ、なにもございません。ただ…」 「ただ…?」 「百合亜様もそちらに行かれてるので私も知人に会いに行こうかと思いまして。」 「そうだったの。わかったわ、困ったことがでてきたら連絡するわ。」 「はい、失礼いたします。」 そして電話を切った。 外を見るとさっきより明るくなったみたい。