僕が向かったのは優斗の家でなく会社。 岩瀬がもってきた情報だと優斗は会社にほとんど缶詰めらしい。 車から降りてビルのドアを潜ると警備員に止められた。 「失礼ですが、お名前は?」 「五十嵐です。」 止められるだろうと思ってたからそんなに驚かない。 「もしや…五十嵐コーポレーションの。」 「そうですけど…。」 そう言うと案の定その警備員は慌てて頭を下げてきた。 「失礼致しました。」 「いや、気にしてないよ。」 そして僕は次に受付にむかった。