まだ閉まっていないドアから顔を出す。 「な、なんで…。」 私の目の前には今さっきまで考えてた人。 「中原…。」 「お久しぶりです。」 いつも見せてくれた笑顔で頭を下げてきた。 会ったらいろいろ言ってやろうって思ってたけど… その代わりに涙が浮かんできた。 「百合亜様。」 白いハンカチを差し出されて受け取った。