Princessの掟2







「どこに行ったの…中原。」



私の問いかけに答えなんてあるはずもなくて。 



出発の時間へと刻一刻と迫っていった。 



「行かなきゃ…。」



カバンを手にして立ち上がる。 



トントン 



「中原?」



そう思って振り返ると運転手の後藤さんがいた。 



「中原さんでなく申し訳ありません。」



「ごめんなさい、私ったら…。今日はどうして?」