チビのボールが転がって来た。 「おじさ~ん!とって~~」 と言いながら駆け寄ってくるオスチビ。 ―俺はおじさんじゃないぞ。 そう思いながらも、口に出すことは出来なくて。 何も言わず、そのかわり微笑んで ボールを渡してやった。