結果は、 4位だった。 全国には行けるけど、表彰台には上がれない。 一度全国で表彰台に上がった俺は、悔しくて、悔しくてしかたがない。 “直、全国大会出場おめでとう” “…ありがとう” 周囲の人がそう言ってくれるのに、素直に喜べない自分が嫌になる。 きっと、 周りを考えず、自分の都合で走った俺に対する罰なんだろう。 競技が終わって、家に帰ると、無意識に海に向かっていた。 もちろん、彼女は来るハズがない。 だって、ちゃんと表彰台に上がって、仲間に囲まれて笑っていたのだから。