空色のアリス




「あ、ああの…白兎くん!///」


「ん?」


良かった…白兎くんは
ようやく私から離れてくれた


「と、とりあえず
私を学校まで連れて
行ってくれないかな?//」


「うん、良いよ☆
学校までは一本道だからね」


とりあえずホッとする。
これで一応、学校までは行けそう


「じゃぁ、行こっか…はい!」

白兎くんは何故か
私に手のひらを向ける


「へ?…なに?」


「手、貸してくれる?」


「い、良いけど…//」


おずおずと手を差し出すと
白兎くんは私の手と
自分の手のひらを重ねた。


え……えぇぇぇ!?////