空色のアリス






「あぁ、言い忘れていたわ。
この学園にはクラブも合わせて
3人の門番がいるの
あとの二人はこの学園の
入り口にいたり、学園内を
巡回したりしてるわ。」


「…そうなんですか」


「そうそう、案内だったわね
この部屋は金庫なの。
学園を運営するための資金や
お祖父様の遺産が中にあるから
クラブには特別に
この部屋専属の門番として
働いてもらってるのよ。」


「とても大切な部屋なんですね」


「えぇ、そうよ。
じゃぁ…次の場所に
行きましょうか?

クラブ、後はよろしくね?」


「はい、ハート様。」


手を引くハートさんについて
歩きだしながら
私は門番さんに向かって
ぺこっと一礼した。


門番さんは
少し優しい表情で
私に微笑んでくれた。