「何ていうか、その子が
その噂を作ったって
言われているんだけれどね
その"アリス"は
お祖父様が学園を
設立したての頃に
転入してきて、たくさんの
功績を残したそうよ。」
「それで幸せを運ぶって
噂なんですね…」
「けれど、お祖父様が
亡くなってから
この学園は廃校になってしまった
私は、お祖父様の創った
学園をもぅ一度創りたくて
改装して学園を始めたの」
「そうだったんですか
学園長さん素敵です!」
「学園長なんて
堅苦しい呼び方は良いわ。
私の名前はハートって言うの。
心と書いてハート。
だから、名前で呼んで?」
「…で、でも」
「この学園には
他に男しかいないんだもの
女の子通し、アリスとは
お友達のようになりたいわ。」
「はい、じゃぁハートさん
と呼びますね!」
「うふふ、アリスは良い子ね
じゃぁ、校内を案内しながら
説明を続けましょうか。」
学園長…じゃなかった
ハートさんは優雅に
立ち上げると
私の手を自然に握り
部屋から出ました。

