座ってる感覚がしないほど
ふかふかのソファーに座り
少し緊張しながら
待っていると……
女王様…じゃなかった
学園長は2人分の紅茶を
淹れて戻ってきた。
「ダージリンは平気?」
「あ…はい、大丈夫です
ありがとうございます」
「それで、説明なんだけどね…
まず、この学園は
少人数制の学校で
あなたを含めて
生徒は5人
教師は3人だけなの
この学園は広くて
いろんな教室があるけど
入ってはいけない教室が
2つあるわ。
今から校内を案内するけど
しっかり覚えてね?」
「は…はい!」
「そして、ここでは授業は無いわ
自分が好きなことを
好きなだけやることが出来る。
その設備が十分に整っている。
貴方はこの学園で何がしたい?
何を思ってココに来たの?」

