君の声、僕の歌姫

「お面は基本的に動物であれば何でも良いけれど、
それぞれの家系によっては決まっている所もあるみたいだよ」


ちなみにキルシュは完全趣味でハルトは家系だそうです。

漸く痛みも治まって来たラウトは、妙に納得をしていました。

お面をしなくても戦えない事はないそうですが、していた方が2人とも落ち着く模様です。


「ハルトがお面外して戦っちゃったら……」


キルシュが珍しく顔を恐怖に凍りつかせました。

そういえばハルトは制御する為に付けてたな、とラウトは思い出しました。

キルシュが怯えるくらいに強いと言う事なのかもしれません。

しかし当のハルトはと言えば……