君の声、僕の歌姫

「まあ、噂だから本当かは分からない。
でも僕達が倒すべきはイフェルって名前の奴だ、って事は分かったかな」
「村を1つ潰す力があるのよ? それ以上に最強って呼べる敵がいると思う?」


そうして2人はただイフェルと言う名前だけを頼りに、

賞金首を倒しながら此処まで旅をしてきたのだと言います。


「ラウトもイフェルを倒したい。そしてあたし達も倒したい。
目的は一緒でしょ? なら一緒に行動するのが早くない?」
「いや、俺の場合は……その……」
「つべこべ言わない! それにあたし達の方が今のラウトよりかは強いんだから」


倒すのではなく取り返しに行くだけと言おうとするラウトに、

キルシュはある意味では致命的な発言をしました。