フェネルはポイッと何処からともなく、何かをラウト目掛けて投げました。
それは何の変哲もない銀色に光る剣でした。両手向けではなく。片手向けでした。
「それ、貸してやる。その剣だけでは人間を倒せるくらいの威力はあっても、
イフェルとかは倒せない。後はワタシの与えた力でカバーしろ。
……これもやろう。イフェルの居所と、念の為にネゲルの居所が書いてある」
色々と渡されるラウト。フェネルの事を本当に面倒みが良い奴だと思いました。
そんな事を思っていると、フェネルはまた何かを差出しました。
それは2つの透き通った石のついたペンダント、そして小さな萌黄色の巾着袋でした。
「ペンダントの片方は誰かに預けろ。お前の無事を確認出来るお守りだ。
逆にお前も相手の無事を確かめられる。分かったか?
この巾着袋は本当にヤバいと思った時に開くと良い。良い事があるぞ」
それは何の変哲もない銀色に光る剣でした。両手向けではなく。片手向けでした。
「それ、貸してやる。その剣だけでは人間を倒せるくらいの威力はあっても、
イフェルとかは倒せない。後はワタシの与えた力でカバーしろ。
……これもやろう。イフェルの居所と、念の為にネゲルの居所が書いてある」
色々と渡されるラウト。フェネルの事を本当に面倒みが良い奴だと思いました。
そんな事を思っていると、フェネルはまた何かを差出しました。
それは2つの透き通った石のついたペンダント、そして小さな萌黄色の巾着袋でした。
「ペンダントの片方は誰かに預けろ。お前の無事を確認出来るお守りだ。
逆にお前も相手の無事を確かめられる。分かったか?
この巾着袋は本当にヤバいと思った時に開くと良い。良い事があるぞ」


