今も、ただなんとなく歩いてるだけなんだろうな....。 地面の小石を蹴りながらささやかにそう想った。 「久嘉(ひか)~!!」 振り向くとそこには、私の心友『芽恵(めえ)』がいた。 「芽恵ッ!!!」 芽恵は駆け寄って来て私にハグ。 そして体を離してから 「お久しぶりです、久嘉ママ♪」 そう笑顔で挨拶した。