それから私と龍は一緒に遊ぶようになった。

だからと言って二人だけで遊んだ事は無い。

遊ぶ時は必ず友達を呼んだ。

そんなある日の事だった。

「龍ー。」

私は席が隣の龍に話かけた。

「うんだよ」

龍の顔は凄く怒っていた。

どうしたの?

「何?何か機嫌悪いの?」

「別に」

いやメッチャ怒ってんじゃん

「怒るなって」

私は龍の頭を撫でた。

「さわんな」

「どうした?いつもならツッコムのに」

「うるせよ」

そう言って教室から出て行った。