「んっ…!!!」


奏斗は噛みつく様にキスをしてきた。


「んんっ…

…ゃぁ…そぉ…と…」


「喋るなよ、バカ。」


奏斗は物足りなさそうな顔をしていたけど離してくれた。


「…バカ。」


「はぁ?」


「奏斗のバーカ。変態。」


「てめぇ…ι」


「ふーんだ」


「いい度胸してんな」


「ほ?」


「覚悟は?」


「へ…ちょ…ちょっと…奏斗…」


「バカはお前だバカ」


「んっ…!!!」




――――――…その後どーやって寮に帰ったのかは分からない…ι


新聞部に撮られた写真っていうのはこの時のキスしてた時の写真。

先週の水曜日の朝、下駄箱に
『いいネタをありがとうございました。 新聞部』

っていう紙が入っていて…

その時は何の事か分からなかった。

分かったのは金曜日。
…私の下駄箱に脅迫状が入りだした日。