そこには変態二重人格男がいた。 あたしを見下ろし笑っている。 「ねぇ、もう放していいよ」 「は?その前に言う事は?」 あ゙? まーじーでっ腹立つ。 でも助けられたのは確か。 「…ありが…と。」 「よく出来ました☆」 そう言って放して頭を撫でれた。 ドキンッ 何かいきなり恥ずかしくなった。 「あ!あたし行かないと」 そう言ってあたしは少し駆け足でホストクラブへと迎う。 クシュンッ 寒いせいか、くしゃみが出た。 鼻水が出てきた。 こりゃ早く帰らんと風邪引くな…。