私は一週間で退院した。




学校に行くと、詩音が走って近づいて来た。

「麗桜!おはよう。」

「詩音。おはよう」





教室に入ると

「うわー。来たよ。そのまま死ねば良かったのに…。何で生きてんだよ!」


「麗桜大丈夫だよ。席着こう。」

詩音が小声で行ってきた。
「うん。」










休み時間に、美波達が私と詩音のところに来た。

「何?」

詩音が、美波達を睨み付ける。

「あんた達マジでウザイ。二人で仲良く死んでよ。」

「死ぬ気は無い」

詩音はそう言うと

「麗桜。行こ!」


「あっ!うん。」


「あんたら、覚悟しておきな!!」

美波がそう叫んでいた・・・・・・・。