私の名前は「桜木 麗桜(さくらぎ れお)」

高校2年。


また、今日も始まる。

苦痛の一日が・・・・・。



私は、一度大きく息を吐いて 教室のドアを開けた。
バシャッ!!

その瞬間、教室中響き渡る笑い声。

「あれ?どうしちゃったの?そんなに濡れて・・・・・。
雨でも降ってた??」

「美波(みなみ)ひどーい。キャハハハ」

また教室に笑い声・・・。


私は、そいつらを睨んで席に着いた・・・・。


美波達が、私の席の方に歩いてきた。

「何??」


「あんたさ~マジでうざいんだよね。ちょっと可愛いからって、調子のってんじゃねぇよ!!」

ドン!!!

(こいつ机蹴りやがった・・・。)

「あ~あ美波、机蹴っちゃダメだよ~」


「そうかな~??ダメだと思う??咲良(さくら)~」


(何だこいつらキモ)




私は相手にするのも面倒だから教室を出た・・・・。