…さっきは言い過ぎたか?…いや、あれくらい言わなきゃ、わかんねーよな。




「君、西学園の生徒かい?」




なんとまぁ爽やかな声。

「あん?だったら何だ、こるぁ?」

「おー、怖いっ」

「…何か用か、じじぃ!!」

私は、目の前に立ちはだかる男に向かって叫んだ。

「ひどいなぁ!俺だってまだ23だ」

所詮、大人…。

どうだっていい…むしろ、死ね!!

「何の用だってきいてんだよ!!」

相手の胸ぐらを掴む。