追い付くと、不思議そうな顔をして透センパイはこっちを見た。
「一緒に並びます。」
一瞬、驚いたような顔をして一言ありがとう、といった。
列び始めて15分…
意外にも早く券を買えた。
券と言っても、バンド型で、乗りたいところで、そのバンドを係員に見せる。
そうすれば何度でも乗り放題。
「えっと…いくらでしたっけ??」
透「いや、は払わなくていい。」
「いや、悪いです!乗り放題は高いですし、服も貰って…これ以上貰うと、気が退けちゃうんで。」
そうか??と納得がいかない様子だったが、ちゃんとお金を受け取ってくれた。
皆の元へ着いてからも、各自お金を透センパイに渡し、直ぐに遊園地の中へと入った。
3人『わぁ!凄い!』
「……………………」
明日香、羅奈、沙希が喜んでいる中…一人唖然としていた。
あんなの…乗れるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
