逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



狭「眠いんだろ??
まだ時間あるし、寝とけ。」


「ありがとう…!」


私は膝に布団をかけた。


倖「なんなら、膝枕してやろうか??」


倖哉がとんでもないこと言い出したので、私は思わず、は??と言ってしまった。


「あ、ありえないから!
どうしてそういう発想が湧くわけ!?」


倖「えぇ~!いいじゃん。な??」


「な??じゃない!いらないから!」


しかし、倖哉は強引に私の頭を倖哉の足に押しつけた。


「いたいっ!」


倖「まぁまぁ。」


倖哉の足は少し固くて、少しいたかった。

とにかく恥ずかしいから直ぐにでも起き上がりたい!

「恥ずかしいから!」


倖「気にしない気にしない♪
もし断ったら、今ここで下ろしちゃうよ??」



うわっ…何この人…ありえないんですけど!
どんだけ最低なの!

自分たちから一緒に行くとか言い出しておいて!