狭「眠いんだろ??
まだ時間あるし、寝とけ。」
「ありがとう…!」
私は膝に布団をかけた。
倖「なんなら、膝枕してやろうか??」
倖哉がとんでもないこと言い出したので、私は思わず、は??と言ってしまった。
「あ、ありえないから!
どうしてそういう発想が湧くわけ!?」
倖「えぇ~!いいじゃん。な??」
「な??じゃない!いらないから!」
しかし、倖哉は強引に私の頭を倖哉の足に押しつけた。
「いたいっ!」
倖「まぁまぁ。」
倖哉の足は少し固くて、少しいたかった。
とにかく恥ずかしいから直ぐにでも起き上がりたい!
「恥ずかしいから!」
倖「気にしない気にしない♪
もし断ったら、今ここで下ろしちゃうよ??」
うわっ…何この人…ありえないんですけど!
どんだけ最低なの!
自分たちから一緒に行くとか言い出しておいて!

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
