逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



「………季智様となら仕方ありませんわね…。」


…………え??
いいわけ??


「櫻木さん…。」


「季智様。今度季智様もご一緒に誘わせていただきますわっ!
その時はご一緒してくださいます??」


いつのまにか俺まで誘われてるよ。
変わった人が多いのか??
この学校には。

とりあえず、この手のタイプはあまり怒らせないのが基本的かな。
(珍しく当たる女の勘)


「う、うん。もちろん。
楽しみにしてるよ。櫻木さん。」


微笑むと櫻木さんの顔が赤く染まった。
どうしたっていうんだよ…いきなり…。
熱か??


「顔が赤いよ??保健室いく??
熱計った方がいいと思うけど…。」


柊『プッ』


俺が櫻木さんに問うと、柊兄弟全員が笑った。

ムッとした俺は4人を睨んだ。


雲「キサチャンって…天然だったんだね…。」


はじめて言われたけど??

生まれてこの方、一度も天然と言われたことはない。


「なんだよっ!俺、そんなことはじめて言われたけど。」


全『……………………』


周りにいた全員は確信した。
この人は天然何じゃない。
恋愛に対して“鈍感”なんだ、と。