透「悪いけど僕も季智が居ないならご遠慮します。」
んなっ!
なんで透センパイまで!?
狭「俺も季智が抜けんなら抜ける!」
倖「以下同ぶ~ん。」
このやろうっ!わざとらしい!
4人の顔は本当に、凄くニヤニヤしていて、俺はさっきのにやけ具合の意味がわかった。
「そうですか………ならしょうがないですね…。」
女の子達がしょんぼりする。
なんだよ!俺のせいかよ!
…………なんか俺が悪者になってないか??
「………わかった…。待ってるから話だけ聞いてやれよ…。」
ハァとため息をつく。
俺はこれから毎日、こんなことを繰り返すのだろうか。
それを考えるだけで憂鬱になってしまう。

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
