逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫




「な、なにすんの…なにすんだよ!」


口を塞ぐ理由がわからない。

俺を見て双子は本気で焦っていた。
それに…俺を苛めるのを楽しんでる…。顔がにやけているからだ。


狭「それは秘密なんだよ。
絶対に口に出すなよ…。」


メインで口を塞いでいたのは狭哉で、耳で呟いた。

耳が苦手(弱い)俺は、無意識に、振り払いそうになったけど、
隣にいた倖哉が腕を押さえてきて、それが出来なかった。


「季智クン、何かあったの??」


心配そうに女の子達が聞いてきた。
「こいつ等が変態です!」って言えればどれだけ楽なことか…。