次の日の朝。
私は男子用の制服に着替えている。
………我ならが化けるもんだ。
嫌嫌着替えて朝食を口にする。
またあの兄弟に会わないといけないと考えるだけで
学校に行きたくなくなる。
もういやだ…
でも仕方ない!
よしっ!これから心の中でも俺っていおう!
「じゃあ俺行ってくるわ。」
「行ってらっしゃい!」
「頑張って勉強してこいよ!」
私っじゃなくて俺は家を出た。
学校に近づくにつれ、視線がいたい。
そんなに俺は話題なのだろうか…??
俺からすればそこまでカッコイイわけじゃないけど…。
「あの!葉月クンですよね!」
二人の女の子がやって来て、その内の一人が訪ねてきた。
「そうだけど…。」
俺が葉月じゃいけないわけ??
「私達…お友達になりたくて…。」
友達ね…。
友達くらいならいいよな??
別に…
「別にい…」
双『は~い!そこまでぇ!』
私の返事の途中で双子が割り込んできた。
あっ…私って言ってた…
イケナイイケナイ…
透「校則第25条。
柊兄弟のお気に入りと友達や恋人になりたくば、
先に柊兄弟に許可を得ること。
もし得ずにした場合は一週間の停学。」

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
