逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



次の日の朝。

私は男子用の制服に着替えている。

………我ならが化けるもんだ。


嫌嫌着替えて朝食を口にする。

またあの兄弟に会わないといけないと考えるだけで
学校に行きたくなくなる。

もういやだ…

でも仕方ない!

よしっ!これから心の中でも俺っていおう!


「じゃあ俺行ってくるわ。」


「行ってらっしゃい!」


「頑張って勉強してこいよ!」


私っじゃなくて俺は家を出た。

学校に近づくにつれ、視線がいたい。

そんなに俺は話題なのだろうか…??

俺からすればそこまでカッコイイわけじゃないけど…。


「あの!葉月クンですよね!」


二人の女の子がやって来て、その内の一人が訪ねてきた。


「そうだけど…。」


俺が葉月じゃいけないわけ??


「私達…お友達になりたくて…。」


友達ね…。

友達くらいならいいよな??

別に…


「別にい…」


双『は~い!そこまでぇ!』


私の返事の途中で双子が割り込んできた。

あっ…私って言ってた…
イケナイイケナイ…


透「校則第25条。
柊兄弟のお気に入りと友達や恋人になりたくば、
先に柊兄弟に許可を得ること。
もし得ずにした場合は一週間の停学。」