「大丈夫だよ…そこまでバカじゃない。」
倖「あっ…そうだ!
夏休みさ、皆でどっか行こうよ。」
夏休み…?そういえばもうすぐそんな時期か…
透「いいな…。」
雲「僕も行きた~い!☆」
どこかね…願うくば…東京にいって紗季や明日香、羅奈…
三人に会いたい…
『やっぱりどうせなら海外?』
は…?
透「それなら…」
段々と話は続いてる…
待って…待って…
「待てぇ――――い!」
『なんだよ希沙…。』
狭「せっかく盛り上がってんのに~…」
倖「水さすなよな~…」
「水ささないとあんたら決定しちゃうでしょうが!
まず第一に!私はパスポート持ってません!
第二に!そんなお金、家にはありません!
第三に!せっかくの夏休みなのに、あんたらなんかといたくない!
以上!」
これ、全部本当に!
夏休みまで柊兄弟に付き合わなくちゃいけないわけ??
透「………なら旅行は国内にしよう。」
それだけかよ!
「国内でも国外でも行きません!」
まったく…なに考えてんだか…

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
