逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



透「ん、あ、あぁ……」


透センパイは、一旦教室を出て、扉も閉めてくれた。

フゥ、と一つため息をつく。
なんてタイミングなんだ……
一瞬、わざとかとおもったよ…
まぁ透センパイのあの様子だと、違うんだろーけど…


私は慌てて、そばにある制服に着替えた。

私がもういい、というと透センパイが入ってきた。



透「悪かったな」



「気にしないでください。
ここで着替えてた私も悪いですし」



透「そっか」



そういった透センパイは眼鏡をとった後、すぐにでていった。


そういえば、最近透センパイがいない。
お昼とか、前なら必ず雲雀クンときたのに…
今は雲雀クン一人だけでくる。

前、一回みんなに聞いても教えてくれなかった。

きっと、透センパイに聞いても同じ。

でも、気になるな……


ギュルギュル~


あ、お腹鳴った。
お腹すいたな~。
購買でもいこうかな。


でもめんどいしな~………
やめよ。
それより、寝よう。暇だし。


結局、睡魔に襲われて、そのまま寝た。


寝始めた時間は12時30分。


私が起きたのは、17時13分。


ヤバい、午後の授業中サボっちゃった。