透「ん、あ、あぁ……」
透センパイは、一旦教室を出て、扉も閉めてくれた。
フゥ、と一つため息をつく。
なんてタイミングなんだ……
一瞬、わざとかとおもったよ…
まぁ透センパイのあの様子だと、違うんだろーけど…
私は慌てて、そばにある制服に着替えた。
私がもういい、というと透センパイが入ってきた。
透「悪かったな」
「気にしないでください。
ここで着替えてた私も悪いですし」
透「そっか」
そういった透センパイは眼鏡をとった後、すぐにでていった。
そういえば、最近透センパイがいない。
お昼とか、前なら必ず雲雀クンときたのに…
今は雲雀クン一人だけでくる。
前、一回みんなに聞いても教えてくれなかった。
きっと、透センパイに聞いても同じ。
でも、気になるな……
ギュルギュル~
あ、お腹鳴った。
お腹すいたな~。
購買でもいこうかな。
でもめんどいしな~………
やめよ。
それより、寝よう。暇だし。
結局、睡魔に襲われて、そのまま寝た。
寝始めた時間は12時30分。
私が起きたのは、17時13分。
ヤバい、午後の授業中サボっちゃった。

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