逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



狭「ん。なら倖哉、行くぞ」


倖「あぁ」


保健室に行ったが、季智はいなかった。
保健医に聞いてみたが、やっぱり季智は来てないと言う。


なら屋上か。


倖「今日は透は仕事で雲雀はサボり。季智がいないと寂しいな」


「まぁな」


俺達が教室に戻ると、苺華はもう帰って来ていた。
自分の席について、爪の手入れをしていた。


「苺華、屋上にはいなかったのか??」


「キョー君!うん☆それにね、雨降ってるのに屋上にいるはずないと思いよぉ!」


確かに、それもそうだな。
だけど、アイツ、一体どこ行ったんだ??

次の授業も季智は来なかった。

絶対におかしい。なんか、面倒に巻き込まれたんじゃ…


倖「狭哉、さすがにおかしい。季智は真面目だから、絶対にニ限もサボるなんてことはありえない」


「あぁ。倖哉、捜すぞ。それと、アイツに電話してみるか」


俺はアイツの番号に電話をかけた。
すると、不思議なことに、近くで携帯が鳴った。


「!!っ」


季智と同じ着うた…
苺華のポッケから聞こえて来る。

同じ着うたの携帯で…同じタイミング…タイミングいいな。

苺華は一瞬、肩をびくつかせたが、一向に電話に出ようとしない。