狭「ん。なら倖哉、行くぞ」
倖「あぁ」
保健室に行ったが、季智はいなかった。
保健医に聞いてみたが、やっぱり季智は来てないと言う。
なら屋上か。
倖「今日は透は仕事で雲雀はサボり。季智がいないと寂しいな」
「まぁな」
俺達が教室に戻ると、苺華はもう帰って来ていた。
自分の席について、爪の手入れをしていた。
「苺華、屋上にはいなかったのか??」
「キョー君!うん☆それにね、雨降ってるのに屋上にいるはずないと思いよぉ!」
確かに、それもそうだな。
だけど、アイツ、一体どこ行ったんだ??
次の授業も季智は来なかった。
絶対におかしい。なんか、面倒に巻き込まれたんじゃ…
倖「狭哉、さすがにおかしい。季智は真面目だから、絶対にニ限もサボるなんてことはありえない」
「あぁ。倖哉、捜すぞ。それと、アイツに電話してみるか」
俺はアイツの番号に電話をかけた。
すると、不思議なことに、近くで携帯が鳴った。
「!!っ」
季智と同じ着うた…
苺華のポッケから聞こえて来る。
同じ着うたの携帯で…同じタイミング…タイミングいいな。
苺華は一瞬、肩をびくつかせたが、一向に電話に出ようとしない。

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