逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



「クシュンッ…寒い…」


ホント、どーしよ…

体が徐々にだるくなってきた希沙はそのまま横になった。








―――狭哉side

雨が降りはじめた頃、苺華が帰ってきた。


「キョー君!ユー君!ただいまぁ!」


帰ってきたのは苺華だけだった。

アイツはなんでいねーんだよ。一緒のはずだろ。


倖「苺華、季智は??」


「季智君なら女の子に呼び出されてたよ。告白だと思う☆
だから、先に帰ってきたよぉ☆」


俺達からして、それは別に変なことじゃない。そのうち帰ってくるだろう。

そう、思ってた。


なぜか次の授業に希沙は来なかった。
めんどうになったのか、保健室にでも行ったのか。


「俺、季智捜して来るわ」


倖「あ、なら俺も行く。保健室と屋上に行ってみるか」


「っ!!…な、なら屋上には苺華が行くよぉ!
二カ所も行ってる時間ないもん!
キョー君といれないのは寂しいけど…季智君は友達だもん☆」