それから、苺華チャンは可愛いし、男子からかなり注目を浴びていたが、狭哉にベッタリなので近づけなかった。
「ねぇキョー君??今彼女はいないよね??」
狭「いねぇよ。」
「ならぁ~私と結婚してよぉ~!
パパは交渉してくれないし、理事長はキョー君次第って言うしぃ!」
狭「俺はお前と結婚する気はない」
「こんなに好きなのにぃ!」
狭「俺は好きじゃない。」
「酷い!ユー君、キョー君があぁ言うよぉ!」
倖「はいはい。」
あぁ…私中での苺華チャンの第一印象がだんだん崩れてく…
お姫様??えぇ、それは変わらないでしょうね。超我が儘なお姫様だけど。
正直仲良くなれるタイプじゃない、そう実感した。
「季智君も酷いと思わない!?」
「え、あ…うん。もうちょっと言い方があると思うな」

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