逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



それから、苺華チャンは可愛いし、男子からかなり注目を浴びていたが、狭哉にベッタリなので近づけなかった。


「ねぇキョー君??今彼女はいないよね??」


狭「いねぇよ。」


「ならぁ~私と結婚してよぉ~!
パパは交渉してくれないし、理事長はキョー君次第って言うしぃ!」


狭「俺はお前と結婚する気はない」


「こんなに好きなのにぃ!」


狭「俺は好きじゃない。」


「酷い!ユー君、キョー君があぁ言うよぉ!」


倖「はいはい。」


あぁ…私中での苺華チャンの第一印象がだんだん崩れてく…

お姫様??えぇ、それは変わらないでしょうね。超我が儘なお姫様だけど。

正直仲良くなれるタイプじゃない、そう実感した。


「季智君も酷いと思わない!?」


「え、あ…うん。もうちょっと言い方があると思うな」